真の基本
驚きました。
ネオコンでウクライナ戦争の直接の主謀者、
米国国務省のNo.3ヴィクトリア◦ヌーランド次官の退任の情報が、 この時期に入った事です。
新しい担当者は、知中家◦知日家であるといいます。 （知日家と親日家とは違う。何だか嫌な予感がする）
ウクライナに何か変化が起こり、 アメリカが東アジアにシフトする予兆でしかないと思えるのは、
私だけではないはずです。
ヌーランドの夫であるロバート◦ケイガン氏は、
ネオコンの中枢者で、唯一の理論派と知られ、
トロッキー共産主義（世界統一政府）の信奉者である事が有名です。
これこそが1930年代に設立されたネオコンの基本思想なのです。
そもそも共産主義の源であるマルクスは、ある富豪の家系であり、
彼の生涯は不遇の時期もありましたが、大半は裕福なブルジョワ的生活をしていました。
共産主義自体は悪い制度ではないと思いますし、
それまでユダヤ人が味わされた差別と屈辱、或いは虐殺！
頭の良い彼らが差別のない世界を求めるのは当然でしょう。 (共産主義や社会主義は彼らが形成し、資本主義の分析をも確立)
パリ講和会議において、 人種差別撤廃条約を提案し否決された、我々にもその道は共有しているのです。 （11対５で勝つも、議長のウィルソン大統領が強引に否決）
共産主義や社会主義は運用する側（支配者）に問題があるのですが、
独裁国において、 国民を従わせるものに利用され、
コミンテルン化した、
その状況を目の当りにして、彼らも苦々しく思っているでしょう。
実は、 民主主義の名においても、 資本主義の名においても、
共産主義は支配者の為の思想として流れているのです。
服従者（国民）にとって自分達は資本主義や民主主義という正しい空間にいて、
戦争の危機感さえ感じない世界に浸からされているとしたら……、
英国の「王立国際問題研究所」や、 米国の「全米外交評議会（CFR）」や、同じ思想を持つシンクタンク等が支配する組織ではありませんが、
支配者とは今なら、もっと目に見えない、ある意図を持つ力を持つ者とその周辺者となります。
これら有力な組織に追従し、 手先的役目をする政府や政治家。
マルクスが生きていたら現在の日本こそが、
最高の共産主義体制だと言うかも知れません。
この場合、支配者が世界のディープステート、
二次的従事者が日本国政府という事です。
GHQが最初に行った、
農地改革や財閥解体は、戦後の日本を精神的に復活させないように仕組むために、
国民への善意と見せた、 共産主義の本来の姿なのです。
国がのし上がらないように、閉じ込めてしまおうという意図が見え見えです。
あの時代、殲滅された日本を救い支配下モデルとしたのも彼らですが、
殲滅を仕掛けたのも彼らです。
当時、外国からのスパイ活動で、彼等は日本が悪の枢軸国であると位置付けていましたし、 （彼等の正義は中国大陸でしたし、その奥に潜む毛沢東でした）
戦前のルーズベルトの仕掛けに、 乗ってしまう共和党政権と日本政府と日本海軍、 冷静な陸軍、 （戦後日本では陸軍が悪い事になっていますが、GHQ史観を信じてはならない）
開戦前の昭和20年1月、 「太平洋問題調査会」での、 太平洋会議において、
先の英国「王立国際問題研究所」 から、 報告がなされました。
◆◆報告文◆◆
「憲法の制約を受け、軍事費の重荷から解放され、 （彼らは憲法の改正、9条の事も知っていた）
またアジアの巨大な潜在的市場への接近を保証された日本は、
2、30年内には、
軍事的勢力ではないとしても、 再びアジアにおける一大勢力になることは間違いない。
これは、民主主義が根付くのにも、軍国主義が枯れるのにも、短すぎる期間である。
日本式共産主義政権のもとで、
もしそれが 「昭和維新」 の原理の復活を意味する場合には、危険はさらに大きい」
◆◆◆◆
終戦の7ヶ月前です。
一方で、 昭和17年（開戦の一年後）には、 O S S（CIAの前身）で既に、戦後日本をどうするのかが、研究されていたと言います。
同じ思想持つ彼らは繋がっており、 おそらくは同じ様な考えでいたと思います。
また中国で彼らに天皇の大切さを、
本来なら当時、敵である日本共産党の幹部、野坂参三氏が説いたとあります。
また知日家のグルー駐日大使などの助言もありました。
あの時と違い、現代日本人は世界から信用されています。
礼儀正しく時間に正確、勤勉でマナーやホスピタリティに優れている。
最高の褒め言葉ですが、
このモラル形成こそが「朱子学」で培ったものです。
そして「陽明学」で人間形成が出来上がるのです。
真の歴史を知る事は自信に満ちた道を歩め、
筋の通った武道家になる第一歩。
「第一義」の基本です。
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